Windows 11 に upgrade

Windows 11 に upgrade 無事終了

 ちょっとどきどきしながらも、Windows 11 に upgrade しました。

 新しいものやバージョンの導入には賛否両論あるかと思いますが、私個人は、よほど致命的なこととならないものに関しては、ひとまず使ってみようかと思っています。不具合があった場合にそれを改めればいいのでは、という姿勢で十分です。新しいものには、過去の改善や新機能への挑戦が盛り込まれていますし、やっぱりちょっと楽しみでもあるからです。もちろん、computerを含め、必ずしもプラスに働くばかりではないことは、全く否定しません。

 ダウンロードを含め、1 時間 40 分ほどかかりましたが、現段階では特に問題ありません。むしろ、何もしていないのに動作が軽くなったようで、サクサク動いています。そして、window の角が丸くなり、かわいらしくなり、USB を抜いた時の音がちょっと変わりました。ひとまず無事終了のようで、windows 10 以上に快適に動いてくれています。

 

さて python は? - pygrib の調子悪くなった -

 python も基本的に元気に動くようですが、pygrib だけ調子が悪くなりました。ライブラリを使おうとしたところエラーとなったので、install し直したところ、wheel build error となりました。Error message には、Visual Studio 云々という長々としたメッセージが出ています。

 pygrib には ECCODES という C ライブラリが使われているようなので、多分 C++ の機能を使う何かが壊れたか、おかしくなったようです。これはおそらく、windows の upgrade のせいではなく、Windows 11 にするついでに、python を新しいバージョンにしたことが関係しているのではないかと思います。要するに、多分自業自得です(残念)。

 冬になると、航空機は成層圏下層を飛行することが多くなります。そういうこともあって、最近は日々の天気に直結する対流圏よりは、成層圏の事をもう少し知りたいと考えており、MSM 等の GRIB 2 形式のデータよりは、ラジオゾンデや別のデータを使おうかと考えていたので、 おいおい修正することとします。もっとも、昨年 Basemap から Cartopy に引っ越しした時にも少しの間、あれこれいじっていたことを思い出しました。

 

インフラから、もっと違う形の何かへ
 Windows とのお付き合いもかれこれ 30 年位になります。当初はコマンドプロンプトから win と入力して立ち上げる GUI アプリという感じもありましたが…。Computer のスペックの問題がなければ、新しいバージョンが無料で使え、インストールの準備ができたことと教えてくれるというのは、実に親切で便利なことです。OS は文字通り、生活インフラの一つであることを実感しました。

 現在使っている computer や smartphone 等、キーボードにせよタッチパネルにせよ、入力したものを処理計算して、結果を画面上にアウトプットするという道具としての形態は、完成されてすでに久しい形です。進化するとすれば、どのように入力を行い、その結果をどのように受け取って活用するのかという、人間側の利用場面、活用形態だとつくづく思います。インターフェースのデザインとでも言うのでしょうか。ただ、google glass のような眼鏡型端末では、得られる情報量が少なすぎるとやっぱり思います。個人的には、E-ink の製品がもう少しお手頃価格になってくれるのが当面の希望なのですが…。

 

 本日も最後までお付き合いどうもありがとうございました。