気象予報をもう一度見直す - 2020.09.24 -

この日、地上天気図的には

 台風12号(Dolphin)の進路とその影響にすっかり気を取られていましたが、九州南の低気圧や、それに伴う前線の活動がまったく侮れない、季節も気圧配置も変わり目な一日でした。

 予報と実際

 ずっと手放しで良い状況の高度は無かったようですし、もっとも、高度を変えたところで、雲に入らなくても何となく揺れ、雲の濃い所はもちろん揺れ、風も完全には一定しないという、積極的にどこかを選択する理由の全く見当たらない状況でした。

気象庁の MSM 予報によると

 600 hPa 図には、台風12号だった低気圧の中心にしっかり暖域が残り、九州南の低気圧は風がやや強くなっており、また地上の前線に対応すると思われる風のシアが見られます。400 hPa になっても、特に西日本はべったり湿域となっています。

 200/250 hPa 図では、中国九州地方沖日本海上はやや風の強い域となっており、その前線帯とでも呼べそうなところが、400 hPa では島根鳥取県上に予報されています。

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  爽やかな秋晴れが待ち遠しいものです。

 最後までお付き合いありがとうございました。