気象予報をもう一度見直す - 2020.09.20 -
この日、地上天気図的には
夏も完全に終わったと思えるということは、秋雨前線や台風の影響を受けやすい季節になった、ということでもあります。天気図的にはこの日、北日本を低気圧が通過し、秋雨前線こそ本州南岸にあるものの、東京では、曇り時々小雨で、すっきりしない一日でした。
予報と実際
どうやら日本上空をトラフが通過していたようです。そして、トラフの前面を36000 ~ 37000 ft に中心を持つ強風軸が予想されていました。
トラフの前面であったこと、強風軸の高度も変化するので、enroute の状況はすっきりしないかも、と思ってはいたものの、天気図や予報から受けた印象以上に、特に 12Z 前後の 30000 ft 代の高度はどこも、何となく揺れが収まらない状況のようでした。
気象庁の MSM 予報によると
強風軸は 37000 ft よりは、40000 ft に近かったのでしょうか。もっとも、強風軸の高度云々よりも、同じ高度における強風軸の東進(東北東進)がやはり早かったようです。強風軸下の前線帯も同様に東進しているのが見受けられます。水平方向のシアが大きい時間帯だったようです。
秋の天気は足早に変わって行くということでしょうか。それにしても、9月でもうこんなに強い Jet が吹くんですね。先が思いやられます。
最後までお付き合いありがとうございました。
お詫び
Basemap から Cartopy へ引っ越し -3- で、ほぼ作業完了宣言をしていたのですが、colorbar の調整が何故かうまく行かなくなりました。いずれ修正する予定ですので、今回はご容赦くださいませ…。