備え共生するのはウイルスとだけではない

すごい地震でしたね 

 先週 11 日に東日本大震災から 11 年が過ぎたことを思い起こしたばかりだというのに、それから一週間も経たないうちに、福島県沖を震源とする最大震度 6 強の地震が起こるとは、備え共生してゆくのは、ウイルスとだけではないことを改めて思い知らされました。

 地震の震度も 4 以上になると、「今回の地震はなかなか大きい」と感じるようになる気がしますが、昨日の福島県地震の最大震度は 6 強とのこと。東日本大震災の時に私が体験した震度が 5 強であったことを考えれば、昨日の地震も、すでに私の経験を超えた想像の域にしかありません。地震による被害や影響が極力大きくならないことをお祈りするばかりです。

 今後に備える意味で、分かっていそうで未体験域の残る震度にについて調べてみました。

www.jma.go.jp

 紹介されているリーフレットには、震度が身の回りの被害状況に関連付けられ紹介されていますが、状況から判断するのではなく、計量的に算出されていたのですね。初めて知りました。

 いずれにせよ、震度 5 弱ないし 5 強位になると、家の内外のものが倒れる可能性が出てきて、被害が一気に増えてきそうです。ついこの前は雪のため、北海道の交通が大きな影響を受けていたところですが、今回は東北新幹線が脱線したそうです。耳を疑うばかりです。

 

緊急地震速報

 私が住んでいる場所は震度 4 でしたが、緊急地震速報を受け、家中のスマホが鳴り響きました。実に久しぶりのことです。

 緊急地震速報自体は 2007 年から発表され始めましたが、2011 年の東日本大震災を受け、新しい予測手法(PLUM 法)を併用して発表されています。気象庁の HP では速報に関して様々な解説がされています。その量の多さこそ、実際の場面で有意な結果を出すべく色々な努力が重ねられていることを如実に物語っているようです。まだ読んでいる最中ですが(汗)、ブラックボックスとなりがちな知見や技術を理解しつつ、その性能を最大限に活用できればと改めて思った次第です。

www.data.jma.go.jp

 

秋は短く、春も短い?

 三寒四温どころか、東京ではこの 1 週間近く、春を通り越して季節が進んでしまうのではないかと思うような暖かい日が続いていましたが、どうやら明日は寒の戻りのようです。

 本日も最後までお付き合いどうもありがとうございました。